「赤旗」に登場した野中広務元自民党幹事長の見識

2009.06.27


 驚きました。今朝の「しんぶん赤旗」一面に、元自民党幹事長で内閣官房長官も務めた野中広務さんが登場したのです。

 「特別インタビュー 憲法・戦争・平和」「いま日本がおかしい」というもの。冒頭、野中氏は「25歳で郷里の町会議員になり、衆院議員引退までの52年の政治生活を通じて『宿敵』だったあなた方(「赤旗」)に私の思いを語るのも、いまの時代がそうさせるのだと思います」と語り、以下、「おかしくなっていく日本」について、「とくに小泉内閣の5年は、短い言葉で国民を狂わせて、アメリカ型の市場万能主義をそのまま持ち込み、アメリカの権益がかかわる戦場に自衛隊を派遣して、日本社会の屋台骨を粉々にしてしまいました。私は、こんな内閣と同じ時代に国会議員でいたら後世恥ずかしいと思い、議員を退いたのです」と、思いを語っていきます。

 憲法について、野中氏は「9条2項を変えて自衛隊を認め、しかし海外へ出さないという規定にすべき」と言い、その上で「あくまでも憲法の掲げる理念に則って国際平和に貢献すべき」と主張します。戦時中に体験した朝鮮人差別の実態に触れ、明治以来の歴史に触れ、そして「子どもたちにしっかりと近現代史を教えてこなかったツケが、田母神俊雄・元航空幕僚長のような暴言を吐く人間が出てくるような、悲しい、いまの日本の狂ったような状況に拍車をかけていると思います」と憂いを述べた後、「国の根幹を決めなくてはいけない政治家たちが、しっかりした歴史認識に立って、再び誤った道へ走っていく流れにブレーキをかけなくてはならないと思います」と語ります。

 取材に応じるにあたっては、いろいろな思いがあったに違いありません。勇気と見識ある発言を、ある種の感動をもって読みました。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 4

ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

2009年06月27日 21:37
初めまして!
遊びに来ました!
これからヨロシクお願いしま~す