コスモ石油の事故やコンビナートの震災対策で原子力安全・保安院から聞き取り

11.09.05


 コスモ石油の爆発炎上事故の問題やコンビナートの震災対策で今日、参議院議員会館、日本共産党田村智子参議院議員の部屋で、経済産業省のレクチャーを受けました。

 経産省からは、原子力安全・保安院の表尚志(おもてたかし)保安課長、同じく保安課の福原和邦コンビナート保安班長が、日本共産党からは、田村智子参議院議員をはじめ3人の国会議員秘書、大森たけし元衆議院議員、神奈川県委員会、爆発事故を起こしたコスモ石油の地元市原市のみなさんなどが出席しました。
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   写真   原子力安全・保安院の方々(手前)に質問する小松実(右から二人目)。左へ、田村智子参議院議員、及川幸紀市原市会議員、右は、船井きよ子元市原市会議員。

 最初に保安課長さんから、簡単な説明があり、質疑に移りました。焦点の一つは、高圧ガスタンクの耐震基準。高圧ガス保安法では、高圧ガスの荷重で耐震基準が決められていますが、コスモで倒壊したタンクには、点検後ということで水が入っていました。高圧ガスのおよそ二倍の荷重です。それが大災害の大もとになりました。

 点検後にタンクに高圧ガスを充填する際に、ほとんどの事業所では、空気が入らないように水でタンクを満たします。だとすれば、その際の最大の荷重を耐震基準とすべきではないのか、というのが私たちの主張でした。保安課長は、「必ずしも水を使うとは限らない。チッソガスなどの不活性ガスを使う場合もある。あくまでも、事業所が判断し、水を使う場合には、そのための対策を図るべきだ」と述べましたが、質疑の進展のなかで、「今後、新たな耐震基準についても議論していくことになる。」との見解を明らかにしました。

 コスモ石油が、緊急遮断弁を開状態でロックしていた点については、「なぜそんなことをしたのかわからない」と、不信感をあらわにしました。

 コンビナートの液状化対策や津波対策にも話が及びました。保安課長は、コンビナートの「液状化については、私もたいへん心配している。」と述べ、今、全国のコンビナートの高圧ガスタンクの耐震性について調査をかけているが、その中で、液状化についても、把握していきたいとの意向を示しました。また、津波対策については、コンビナートの護岸高に明確な基準のないこと、実態もつかまれていないことを明らかにしたうえで、都道府県の努力を主張しました。私が「県は、法的権限がない」と、躊躇しているというと、必ずしも、法的権限がなければ、事業所に入れないというわけではないはず、との見解を述べました。

 1時間ほどのレクチャーと質疑でしたが、得るものがありました。今後に活かしていきたいと思います。

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