「自然エネルギーは地域経済の確かな力」を実感

12.05.10



 昨日・今日と、お断りしたように、名古屋で開かれた市町村議員研修会に参加してきました。全国から約200名の参加でした。

 一日目、第一の講演、名城大学の井内尚樹教授は、1970年代の日本は、2度にわたる石油ショックのなかで「減量経営」「省力化」「省エネルギー」に取り組んだが、石油によるエネルギー生産からの脱却まで、意識することができなかった、と指摘。エネルギーは、国家(独占体)が供給するもので、自らが地域資源を活用して(自然エネルギーを)生産するものとの認識に到達しなかったとし、今、2度目の分岐点を迎えていると述べました。
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    写真    講演する井内尚樹名城大教授
 そのうえで、ドイツの取り組み・経験を「環境というだけでなく、地域経済の視点から学ぶ」という立場で報告。自然エネルギーの担い手は、農林業家と地域中小企業の仕事、地産地消型の産業、循環型地域経済を構築すること、小規模・分散型の地域経済構造の効率性、の3点が最重要事項だと指摘しました。

 第二の講演、自然エネルギー研究センターの大友詔雄代表取締役センター長は、自然エネルギーの到達点や可能性について報告。その国内外の取り組みを報告したうえで、「自然エネルギーに基づく地域政策――「地域産業・社会の再構築」のために」として、①地域資源の発掘・再発見・再確認、②エネルギー需要の確保、③「バイオマスタウン構想」などの構想づくり、④事業全体の経済性の検討、⑤事業主体の確立、⑥地域協議会の設立、との手順、取り組みの処方箋を示しました。北海道での自治体ぐるみの多様な実践に裏付けられた確かな報告でした。
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    写真    講演後、参加者からの質問に答える大友詔雄さん
 講演後、大友詔雄さんと名刺交換させていただきました。北海道の循環型地域経済構築の実践について、さらに学びながら、千葉に生かせるものを生かしていきたいと思います。

 今日はとりあえずここまで。二日目の佐藤隆雄さんの「3.11東日本大震災の応急・復旧・復興対応から我々は何を学ぶべきか」については、また後日報告したいと思います。

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