「重点的に改善すべき密集市街地」千葉県は全国4番目

12.09.28



 この間、日本共産党県議団は、「予防的防災を『地域防災計画』の中心に据え、災害に強い街づくりを」と、訴えてきました。「千葉県地域防災計画・修正」の発表を受け、知事宛に申し入れをしたり、昨日の日本共産党代表質問でも取り上げました。

 災害が起こっても、被害を出さない・最小限に抑える予防的防災という時、液状化危険地域や急傾斜地等の問題もありますが、密集市街地の改善も大きな課題です。実は、2003年(平成15年)に、国交省が各都道府県及び政令指定都市に対して、「地震時等において大規模な火災の可能性があり、重点的に改善すべき密集市街地」(重点密集市街地)の調査を行いました。

 基準は、ごく荒っぽい言い方をすれば、1ヘクタール以上の地域で、公園や運動場等のいわゆる空地=不燃領域の率が40%以上確保できない、また、木造の住宅の比率(木防率)が三分の二未満に抑えられない、そういう地域のことです。

 その「重点密集市街地」が、東京都、大阪府を中心に全国で8000ヘクタールありました。わが千葉県は?というと、474ヘクタール。全国で、東京、大阪、神奈川に次ぐ、第4位の多さです。具体的には、千葉市が6地区、51ヘクタール、市川市が22地区、189ヘクタール、船橋市が14地区、77ヘクタール、松戸市が5地区で148ヘクタール、浦安市が1地区9ヘクタールです。

 その後、どう改善が進んでいるのか、今、県当局に調べてもらっています。密集住宅市街地整備促進事業など、支援の仕組みもありますが、何と言っても、そうした地域は、コミュニティーがしっかり形成されているところが多く、世代を超えた住民同士のつながりや日常生活における助け合いが息づいています。こうした関係性は、一度壊してしまったら再生は難しく、逆に、地域の防災力を弱めてしまうことになります。こうたしつながりを生かしながら、災害に強い街づくりへの改善の合意をどうつくりあげていくか、大きな課題です。もちろん、行政の支援が大きな役割を果たすことは、間違いありませんが。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス

この記事へのコメント