鴨川市の私立高校が経営破たん

12.12.20



 千葉県鴨川市の私立文理開成高校(旧鴨川第一高校、生徒数153人、1年生51人、2年生49人、3年生53人)が、5億数千万円の負債を抱え、事実上経営破たんしている問題で今日、県学事課から話を聞きました。

 6月末、教職員(51人)への給料が未払いになっているとの訴えが学事課に寄せられ、事態が発覚したと言います。

 同校は、2005年に旧学校法人横尾学園から学校法人村山学園に経営が移り、経営陣が入れ替わりました。それに伴い、従来の方針を一転、進学校をめざすとし、そのためにいわゆる一流大学をめざす生徒を授業料免除の特待生として受け入れるようになります。同時に、実績を上げようと、予備校などから人件費のかさむ教員を招きました。これらが収支悪化を招いたとのことです。

 7月18日、県学事課が、同校に立ち入り調査、是正通知などを発出しましたが、改善されないまま今日に至っています。

 県学事課としては、不明朗な会計処理を明確にするとともに、教職員への給料が支払われていないことによる税金や社会保険料の未払いを処理しなければ、経常費助成は支給しないとし、12月支給分、4100万円を凍結しています。また、来年度以降の存続が明確でない以上、来年度の生徒募集を行わないよう要請。同校もそれを受け入れています。同校では、経営再建について、支援者と協議しているとしていますが、学事課としては、年内にも結論を得たいとしています。

 仮に、存続が難しくなった場合の生徒受け入れ先についても、検討が行われており、安房西高校、茂原北陵高校などの名前が挙がっています。いずれにせよ、ずさんな経営が招いた不始末で、生徒の学業、将来に困難を押し付けることは許されません。現状は、給料が未払いのまま、しかし、生徒たちにしわ寄せが押し付けられることがあってはならないと頑張る教職員の献身的努力によって、なんとか学校が運営されている状況です。

 生徒・保護者、そして献身的に努力を続ける教職員たちの声や要求にもとづいた解決が図られるよう、学事課にも要請していきたいと思います。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 8

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた

この記事へのコメント