小松実のひとりごと

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zoom RSS 木質チップボイラー利用の向後スターチ(株)を視察

<<   作成日時 : 2013/01/15 19:53   >>

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13.01.15



 今日は、平成20年から木質チップボイラーを導入している旭市の水飴製造会社、向後スターチ株式会社(資本金1000万円、従業員46名)を訪問しました。昨日の雪で、高速道路の東金・横芝間が通行止めのままなので、電車で行くことにしました。

 やはり雪の影響で電車のダイヤも乱れていましたが、なんとか約束の時間前に会社に着きました。花澤成晃工場長と常務取締役の向後久雄さんが、対応してくださいました。

 同工場の木質チップボイラーは、名古屋市のメーカーのものだとか。業者からの打診があり、当時、燃料としていた重油の値上がりも重なって、環境省のCO²削減のための補助制度なども活用して導入したようです。
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    写真     かなり大型のボイラーの全景
 現在は、年間約7000トンのチップ(建設廃材からのもの)を使用。重油の使用は、従来の年間4000キロリットルから半減しているとのことで、採算的には、設備投資分(約2.5億円)をおよそ2年半で回収する効果を上げているとのことで、驚きました。
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    写真    搬入された木質チップ。空気圧でボイラーに運ばれます。
 チップは、県内のチップ生産会社から調達しているとのことで、仮に、原材料が不足するような場合も、チップ生産会社の責任で安定的な供給を受けているとのことでした。当然メンテナンスが必要で、年に一回の定期点検をボイラーメーカーが行い、日常的には、近隣の業者が清掃などを請け負っているとのことです。

 チップの灰は、黒い粉末状になって貯留場所に落ちてきていましたが、高温でそれが融けて石のように固まっている部分もありました。これは、また別の業者に引き取ってもらい路盤材として活用されているとのことでした。自然のモノは、まったく無駄がありませんね。
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    写真    灰の貯留槽。これが路盤材として活用される。
 会社には、青森や四国など、全国各地から視察があるそうです。その業種も、食品に限らず化学関係など、多岐にわたっているようです。

 間伐材などの生木からのチップ供給については、含水率が高いということで、燃焼効率の点で問題があるようですが、北海道の(株)「木の繊維」(カラマツの繊維を取り出して断熱材を製造)の工場では、間伐材の取り除いた樹皮を燃料にして、乾燥させていました。

 県内には、森林資源がまだまだ活用されずに眠っています。原材料の調達から、チップやペレットなどへの製品化、その販売、ボイラーやストーブなどの製造やメンテナンス、それらのすべてが雇用とお金を生み出します。ここにも、地域活性化のヒントがあると思いました。

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