盛況!「NERC」大友詔雄氏の講演会

13.02.02



 今日は、待望の北海道の(株)NERC(自然エネルギー研究センター)大友詔雄センター長を招いての花見川区革新懇、千葉市革新懇共催の講演会。わざわざ北海道からお呼びするのに、果たして、人が集まってくれるのだろうかと、気を揉みましたが、おかげさまで、会場がほぼ埋まる盛況(参加票で250名、その他スタッフなどを含めると270名を超える参加者)で安心しました。
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    写真    パワーポイントを使っての大友詔雄氏の講演の様子
 大友さんは、こちら側の窓口になってもらった中村きみえ市議のもとに、膨大な資料を送ってくださる気合の入れようで、今日もパワーポイントを使って、予定時間をかなり超えて熱弁をふるっていただきました。

 北海道大学で、もともと原子力の研究をされていた大友さん。「原子力技術論」という著書もおありです。話は、原子力事故のメカニズムから始まりました。そして、電気事業連合会(電力会社の団体)の試算では、原子力は、kwあたり5.3円と安くなっているが、有価証券報告書に基づく40年間の営業費用で発電量を割ってみると、10.68円で原子力の発電コストは高いと指摘する立命館大学の大島堅一氏の研究を紹介。しかもそこには、使用済み核燃料の処理費用や原子炉の解体、および核廃棄物の処理費用は、含まれておらず、さらに事故による損害、補償費用も含まれていないと指摘しました。

 続いて、自然エネルギーの話に。太陽光・風力・バイオマス等、無限の資源量があり、今や原発の代わりとして「足りるのか」などと言う議論の段階ではなく、「どう利用するか」ということだと指摘しました。そのうえで、ヨーロッパを中心に進む自然エネルギー利活用の最新事情にも触れ、自然エネルギーの利活用がいかに地域を潤すか、ドイツの自治体の取り組み事例などを紹介されました。

 さらに、「自然エネルギーによる地域内経済効果」ということで、大友氏自らかかわってきた芦別市、美幌町、足寄町等のバイオマスを中心にした自治体ぐるみの取り組みを紹介しました。

 最後に、「『地域内経済循環』の実現の条件」「住民参加の新たな可能性」ということで、地域住民が自然エネルギーの生産工場の担い手になるためのノウハウが語られました。この部分は、時間がなくなり、かなり端折ってお話しされていましたが、改めてじっくり伺いたいところです。
 
 大友氏の著書「自然エネルギーが生み出す地域の雇用」(自治体研究社2000円)を30冊ほど用意しましたが、売り切れてしまい、注文をされていく方がずいぶんいらっしゃいました。千葉県や千葉市の行政から、また産業界からも参加いただくなど、本当にありがたいことでした。

 次は、大友氏の力も借りながら、この千葉県内で自治体ぐるみの「自然エネルギーをいかした地域活性化」の取り組みを実現していきたいと思っています。
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    写真    講演終了後、控室で今後の千葉県内での取り組みなどについて、語り合いました。左が大友詔雄さん。

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