「しんぶん赤旗」に自民党元幹事長加藤紘一さん

14.05.16


 5月18日付の「しんぶん赤旗日曜版」の一面に、自民党元幹事長の加藤紘一さんが登場し、安倍政権の解釈改憲、「集団的自衛権行使容認」の動きを批判しています。

 「しんぶん赤旗日曜版」にはこれまで、やはり自民党幹事長を務めた古賀誠さんや野中広務さんも登場し、「96条改憲」など、安倍政権の危険な暴走に厳しい警告を発してきました。

画像 「集団的自衛権の行使を容認するために憲法解釈を見直すということは、要するに、日本の自衛隊を海外に出し、米軍と肩を並べて軍事行動をさせようということです。」と、加藤紘一さんは指摘します。

 そして「第二次大戦で失墜した日本への世界の信頼は、憲法9条によって回復したところが大きい、と私は考えています。『二度と銃はもたない』というのが守るべき日本の立場だと思います。」と、きっぱり。

 「自衛隊を海外に出すというのは、私が官房長官をやっていたころからの懸案事項でした。・・・集団的自衛権の行使を容認すれば、米国の要請で自衛隊が、地球の裏側まで行くことは十分に想定されます。」内閣官房長官として政府の中枢にいた加藤さんの言葉だけに、重いものがあります。

 加藤さんは「私はこの国は、よほど慎重にやらないと間違えた方向に行きかねないと思っています。昔、『再び戦争の道を歩ませない』と聞いたときは『大げさな話だ』と思っていました。でも最近は、万が一ということもあると思っています。」という加藤さん。最近の自民党についても、「自民党もいろいろと考えなおさなきゃいけない。戦後の保守主義というのは、地域のいろんな声を束ねた地域共同体づくりに原点がありました。しかしこの10年の新自由主義・構造改革がその日本的地域主義を壊し続けている。そういう中で保守のありようも変わってきて、異論は排除しても右に行くというようになってきている。」と、懸念を表明しています。

 同じ紙面には、タレントで民主党の参院議員も務めたことのある大橋巨泉さんが登場。やはり、「憲法は権力を縛るもの」立憲主義の立場から「閣議決定で解釈を変えてしまうのは、根本が間違っている。」と、安倍政権を厳しく批判しています。

 歴代の自民党幹事長や他党の閣僚経験者、そして大橋巨泉さんら、かつては日本共産党とは距離があったはずの幅広い方々が今、平和や民主主義の課題で日本共産党機関誌「しんぶん赤旗」に次々登場し、意見を表明するようになりました。それだけ、危機感が広がっているということでしょうが、同時に、日本共産党の幅広い共同をめざす姿勢が理解されてきたのではないでしょうか。

 残念ながら、日本の巨大マスコミ幹部が、当たり前のように首相官邸に招きを受け、会食をするという、ジャーナリズムとしてはとうてい許されない権力との癒着行為を平然と繰り返し、当然のようにマスコミ報道のジャーナリズムとしての姿勢が無残に崩れているなかで、ひとり「しんぶん赤旗」の奮闘ぶりが際立っています。

 まだ「しんぶん赤旗」をお読みでない方、どうぞこの機会にご購読されてはいかがでしょうか。真実がわかる、展望・希望が見える新聞です。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 5

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント