「集団的自衛権行使容認反対」千葉県弁護士会の良識と勇気

14.08.05


 県庁前の通りにある千葉県弁護士会館。その窓に、「平和憲法を破壊し、戦争に突き進む 集団的自衛権行使容認に反対!」「国民主権・民主主義を否定する 特定秘密保護法は廃止に!」「千葉県弁護士会」と書いた横断幕が掲げられています。
画像

 前を通るとき、いつも励まされています。

 その千葉県弁護士会が、蒲田孝代会長名で、「憲法解釈の変更により集団的自衛権行使を容認する閣議決定に関する会長談話」を発表し、過日、日本共産党にも送付されてきました。

 「会長談話」は、閣議決定を厳しく批判したうえで、「憲法第9条のもとでの自衛権の行使について、これまでの政府は、我が国に対する急迫不正の侵害があることを要件のひとつに掲げ、いわゆる個別的自衛権に限定して認められるとしてきた。そして、1972年には、我が国が直接武力攻撃を受けていない場合にまで実力行使を認める集団的自衛権は上記要件を欠くものであり、憲法上許されないと結論づけていた。
このように、憲法前文及び第9条が掲げる恒久平和主義は、歴代の政権によって堅持されてきたものである。
『我が国を取り巻く安全保障環境の変化』という曖昧な理由のもとで安易な解釈変更により集団的自衛権を容認することは、これまでの政府の努力を無に帰せしめるものであるばかりか、平和を希求する国民に対する重大な背信行為である。」と、断罪。

 さらに、「そもそも、集団的自衛権の容認は、『国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。』と規定する憲法第9条の文言に明らかに反する。解釈の変更により憲法の明文に反する施策を実現することは、立憲主義を没却するに等しく、断じて許されない。」と、立憲主義の立場からも、厳しくかつ格調高く批判しています。

 そして、「集団的自衛権の行使容認が憲法に違反する以上、今後の個別法の「改正」も違憲無効を免れないであろう」とし、改めて、閣議決定への断固とした抗議と集団的自衛権行使容認への強い反対の意思を表明しています。

 弁護士会は、すべての弁護士が所属を義務付けられている団体であり、したがって、政府与党の国会議員を務める人物も所属している団体です。そこが、このように明確な意思表示をし、今後、関東弁護士連合会(13弁護士会)の管内いっせい行動などにも取り組む(千葉県は、8/7pm5:00~6:00千葉駅前宣伝)としていることは、なんとも心強いことです。文字通り、「集団的自衛権行使容認反対」の一点での連携が出来ればと思います。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント