大丈夫か?千葉県の土砂災害への備え

14.09.01


 今日9月1日は防災の日。広島では、先日の豪雨による土砂災害で死者行方不明者70人以上という甚大な被害を出しました。これから先、台風シーズンを迎えるなか、土砂災害に対する備えが改めて問われます。

 今日の毎日新聞が、全国の土砂災害危険個所とそのうち「土砂災害警戒区域」に指定されている箇所がいくつあるのか、一覧表を載せています。

 それによると、千葉県の場合、「土砂災害危険箇所」は、9764か所、そのうち「土砂災害警戒区域」に指定されているのは、2540か所。率にして26%程度ということになります。「警戒区域」とは、「土砂災害防止法」にもとづく「基本指針」によって、「警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域」と、規定されています。その警戒区域のうち、一定の開発行為や居室を有する建築物の構造の規制をすべき土地が、「特別警戒区域」として指定されます。千葉県の「特別警戒区域」指定箇所は、2492か所ということです。

 では、9764か所という千葉県の「土砂災害危険箇所」とは、どういうところなのか。「土石流危険渓流」「地すべり危険箇所」「急傾斜地崩壊危険箇所」の三つを合わせたものが、「土砂災害危険箇所」と、呼ばれています。県内の内訳は、「土石流」が、641か所。「地すべり」が52か所。「急傾斜地」が9071か所ということになっています。

 昨年10月の台風26号によって、千葉県でも成田市でお一方お亡くなりになりましたが、県内で合計50カ所の土砂災害が発生しています。これは、台風26号による土砂災害116件の43%を占めていました。広島の災害は、決して他人事ではありません。

 昨年の12月県議会で、私はこの問題を取り上げました。9071か所もある「急傾斜地崩壊危険個所」のうち、いわゆるランク1に指定され、対策が求められている危険箇所は、1613か所に上るのですが、実際に何らかの対策工事に着手したものは、これまでの合計で約500か所に過ぎません。対策は、喫緊の課題ですが、毎年新規に着手されるのは、4~5ヶ所というのが、県の担当の説明でした。「これでは、すべての「急傾斜地危険箇所」に対策を施すのに、200年~300年かかるではないか」と予算の抜本的増額を求めました。

 他に、「地すべり」「土石流」の危険箇所もあります。公共事業予算のあり方を抜本的に見直して、不要不急のダムや高速道路に浮かれていないで、県民の命と財産を守る事業にこそ、全力で取り組むべきです。

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