「定数検討委員会」の報告書了承できない、代表者会議で主張

14.09.27


 千葉県議会では一昨日、各党各会派代表者会議が開かれ、「千葉県議会議員定数等検討委員会」からの「報告書」について、議論が行われました。

画像 「報告書」は、すでに新聞等で報道されているように、「各会派の考え方が異なっており、検討委員会として、意見の一致を見るに至らなかった。」というものです。

 了承を求める議長に対して、私は、この間の検討委員会の経過について、「報告書」の記述が、極めてずさんで、これでは一体どのような経過をたどって審議打ち切りに至ったのかが、わからない、とうてい県民に説明できる内容になっていないと指摘し、了承できないと主張しました。

 「検討委員会」の検討の経緯をみると、本年2月28日に代表者会議の決定を受けて第1回の「検討委員会」が開かれ、正副委員長が決定されました。 3月19日には、第2回「検討委員会」が開かれ、公選法の改定や一票の較差等、県議選定数の現状について、選挙管理委員会が説明。それを受けて、次回「第3回検討委員会」までに、各会派がそれぞれ案を持ち寄ることになりました。

 その第3回検討委員会(6月17日)。各会派は、それなりに会派案を提示しましたが、驚いたことに最大会派である自民党が、「党内調整がつかない」と、二つの自民党案を持ち出しました。これでは、議論にならないということで「次回までには、一本化する」という約束で、終了しました。

 しかし、7月2日に開かれた第4回検討委員会でも、自民党は約束を守らず、自民党案を一本化できないまま、会議に臨み、結局ここでも、実質の議論に入れないままでした。

 そして、8月4日、第5回検討委員会の日。開会の直前になって自民党は、「党内がまとまらない」ということを理由に、突然、検討委員会の流会を決めました。検討委員会委員長などが、各会派に挨拶にまわったといいますが、多数党のあまりの横暴であり、前代未聞の不祥事です。党利党略でさえない、自分の当選だけしか頭にない私利私略がまかり通る。自民党がもはや、まともな政党としての体をなしていないことが、改めて明らかになりました。

 9月11日、前回の一方的流会を受けての第5回検討委員会。自民党の吉本充検討委員会委員長が突然、委員長職を投げ出しました。同じ自民党から宇野裕氏が新委員長に就任、結局、先の自民党2案を取り下げ、次期選挙も現行通りの選挙区・定数で行うという「案」を示したのです。

 9月18日、最後の検討委員会が開かれ、そこで「検討委員会として、意見の一致が見られなかった」ということで議長に報告することになりました。

 ところが、「報告書」には、自民党の内部事情で自民党がまとまらず、それで検討委員会の機能が発揮できなかったという、これらの経過は、何ひとつ盛り込まれていません。ただただ、「意見の一致が見られなかった」だけのような記述になっていました。
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 「こんな報告書を了承するわけにはいかない。」との私の発言に続いて、他の会派も次々に、報告書の不十分さを指摘する発言を行いました。議長は、それまで発言の無かった民主党に助けを求め発言を促すと、民主党は、小さな声で「検討委員会では、正副委員長一任で、この報告書をまとめたんだから。」と、これを了承する立場を表明しました。

 私は、「検討委員会で、報告書のまとめを正副委員長に一任したからといって、その報告書を了承するかどうかは、この代表者会議だ。了承するわけにはいかない。」と発言。他の会派に同調する声がありましたが、結局、「そういう意見があったということで、了承ということにする。」とのことになりました。

  いずれにせよ、党内で意見調整がつかないことを理由に、一票あたりの較差、最大2.51倍、2倍以上の選挙区を10以上も残したまま、逆転区も飛び地もそのまま、という状態で来春の選挙を迎えるなどということは、とうてい許される話ではありません。残念ながら、日本共産党は単独では、「定数および選挙区等に関する条例案」を提出できませんが、最後まで、道理ある主張を貫いてまいりたいと思います。

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