古代のロマン「大賀ハス」今年も

16.06.20



 「検見川の大賀ハス」(古代ハス)が、今年も見事に大輪の花を咲かせています。
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 1947年、今の花見川区朝日丘町にある東大グランドの一角、燃料にする草炭採掘現場から丸木舟や櫂が見つかり、「縄文時代の船溜まり」遺跡であることが確認されました。その後、植物学者の大賀一郎博士を中心に、地元住民や小中学生の協力を得て、発掘調査が行われ、当時の千葉市立第七中学校(現・花園中学校)の生徒により、泥炭層のなかからハスの実一粒が発見されました。1951年のことだそうです。

 大賀博士は、そのハスの実を自宅で育成し、翌1952年、ピンクの大輪の花を咲かせることに成功しました。丸木舟の破片の年代測定から、ハスの実は、2000年前・弥生時代以前のものとされ、このニュースは当時、「世界最古の花」として国際的にも大きく報じられ「大賀ハス」と命名されたとのことです。

 「大賀ハス」は、千葉県の天然記念物に指定されていて、「千葉市の花」にも指定されています。同じピンクの大輪を古代の人びとも愛でていたことでしょう。
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 自宅のすぐ近くに、そんな貴重な古代ハスの発掘現場があるというのは、幸せなことです。写真は、やはり自宅近くの公園に移植されているものです。

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