ジャーナリズムの原点貫く「琉球新報」

17.02.12


 2015年6月、作家の百田尚樹が、自民党本部での会合で議員たちを前に「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」と、発言して大問題になりました。沖縄の二つの新聞とは、「琉球新報」と「沖縄タイムス」のこと。

 両紙は、ただちに共同で抗議声明を発表しました。声明は「戦後、沖縄の新聞は戦争に加担した新聞人の反省から出発した。戦争につながるような報道は二度としないという考えが、報道姿勢のベースにある。」「政府に批判的な報道は、権力監視の役割を担うメディアにとって当然であり、批判的な報道ができる社会こそが健全だと考える。」と主張、批判的だからつぶせとの短絡的な発想の危険は、沖縄の2紙だけでなく、全国のマスコミに向けられる恐れがある指摘し、「今後も言論の自由、表現の自由を弾圧するかのような動きには断固として反対する。」と、格調高く結ばれています。

 ジャーナリズムの精神は、とっくにどこかに置き忘れてしまったかのような本土のメディア関係者に、熟読してほしい内容です。
画像
 その「琉球新報」社長の富田詢一さんが全国革新懇ニュースの2月号に登場しています。富田さんは冒頭「『琉球新報』は―『沖縄タイムス』もそうだと思いますが―、民衆の立場に立って、県民の人権を守るというジャーナリズムの原点を貫いて、沖縄で何が起きているのか、事実を報じています。だから新聞として「当たり前」のことをしているという認識です。」と述べています。

 さらに「政府は、オスプレイの墜落を不時着といい、事故原因の検証もないまま、飛行再開を容認する。聞く耳を持たず、沖縄県民の理解を得ようという気がない。オスプレイの配備、高江でのヘリパッド建設、辺野古新基地建設・・・世論調査でも、県知事選でも、総選挙でも、参院選でも、沖縄県民は明確に拒否しているにもかかわらず、です。こんな民主主義国家はありえないし、こんなことが見過ごされる国家なら日本全体がダメになると危惧します。」と語ります。

 そして最後に「政府が辺野古の海に砂利を入れ、埋め立てたとしても沖縄人(うちなんちゅー)の魂までを水底に沈めることはできない。何十年かかってもあきらめない。それが沖縄県民のたたかいです。」と、文字通り、魂を揺さぶるような言葉で締めくくっています。
画像
 「本土からもっとたくさんの方に来ていただきたい」とも語った富田さん。実は、私たち花見川区革新懇では、4月2日から5日までの予定で、2回目の沖縄支援ツアーを企画しています。その1日目。「琉球新報」社の方からのお話を伺うことになっています。現地のジャーナリストからの生々しい報告が聞けるはずです。

 花見川区革新懇のメンバーでなくても、千葉市民でなくても、どなたも参加できます。是非、ご一緒に、沖縄へ行ってみませんか。連絡は、花見川区革新懇・相原史朗090-2733-6979まで。お待ちしています。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント