6月定例千葉県議会、寺尾さとし県議の代表質問を傍聴

18.06.20


 開会中の6月定例県議会。今日は、花見川区選出の寺尾さとし県議が日本共産党を代表して質問するということで、傍聴に出かけました。

 まずは、日本共産党県議団の控室にお邪魔しましたが、その途中、県庁職員や他党派の議員からずいぶん声をかけられました。引退して足掛け4年になりますが、いつまでもありがたいことです。

 寺尾さとし県議は、とても1期目とは思えない落ち着きと余裕のなかで、まずは「知事の政治姿勢」として、「森友」「加計」疑惑に関連して、国民と議会を欺く行為であり、日本の民主主義が根底から問われていると知事の認識を質しました。知事は「あってはならないこと、民主主義を危うくするもの」と、答弁しました。また、9条改憲の問題や欠陥機オスプレイの木更津基地への暫定配備の問題等を質しましたが、9条については、「国会で議論されるべきもの」。オスプレイについても、「国は決定したものではないと言っている」と、いずれも県民の不安をよそに、責任ある態度・認識は示しませんでした。
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 寺尾さとし県議は続いて、成田空港の「機能強化」の問題について、飛行機の飛ばない時間が、夜中の12時半から早朝の5時まで、わずか4時間半にしかならない、騒音被害に苦しむ住民の声をどう受け止めているのか、と迫りました。県は、「合意」した「地元市町の判断を尊重する」というばかり。再質問で寺尾県議は、「まさに24時間体制をめざすもの。内陸部にある空港で、これほど住民に犠牲を強いているのは、成田だけだ」と、厳しく追及しました。

 続いて寺尾県議は、県立病院の充実を求めて質問。市原市にある循環器病センターの統合問題、佐原病院の医師不足解消と施設・機能の充実強化の問題を取り上げました。県民の命と健康に直結するこの問題について県は、寺尾県議のいくつかの質問を「関連があるから」と勝手にまとめて極めて雑駁に答弁。寺尾県議が指摘した「医師確保ができなかった県の責任」には、まったくの頬被りで押し通しました。
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 その他、寺尾県議は、待機児解消や保育士の待遇改善など保育の充実を求めて、また、若者の就労支援の問題や小規模事業者支援の問題等、県民の切実な声を届け、県の対応を求めましたが、答弁はお座なりで、困難に直面している県民の願いに寄り添う姿勢は見られませんでした。

 さらに寺尾県議は、千葉交響楽団の楽団員の待遇改善や運営費の補助、事務局体制の強化を求めて県の対応を迫りましたが、答弁は、現在行われている支援策を説明するのみで、年収200万円に満たない楽団員(請負契約の楽団員は110万円程度)の暮らしや演奏家としての技量向上などへの配慮を欠いた冷たいものでした。

 最後に、寺尾県議は、地元・花見川の観光資源としての活用のために、県の積極的関与を求めました。県は「千葉市から要請があれば、協議していく」と千葉市へ下駄を預けた答弁。それでも、日本共産党千葉市議団との連携をさらに強めていくことと併せ、要望実現への足掛かりにはなったのではないかと思います。
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   写真   質問後の傍聴者との懇談の様子
 それにしても今日の傍聴を通じて、森田知事のもと、住民の命や健康・暮らしの願いに対する恐るべき無気力、無関心、「行政の退廃」ともいうべき深刻な事態がさらに深化しているように感じたのは、私だけではないはずです。立場は違っても、聞くべき声には耳を傾ける、提案は真摯に検討する、そういう行政としての最低限の構えが求められているのではないでしょうか。

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