千葉県市民連合が1周年の賛同者集会、山口二郎氏が講演

18.10.27


 発足から1周年、千葉県市民連合が「市民政治を強くする」と銘打って「賛同者集会」を開きました。土曜日の午前9:50開会という条件のなか130人ほどが参加。全国市民連合(「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」)の山口二郎法政大学教授が「憲法と民主主義の危機を乗り越える」と題して講演しました。
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 山口氏はまず、「日本政治の大きな危機」として、虚言・デマをためらわない、ウソがばれても恥ずかしいとも思わない安倍政治の幼児性を指摘、それが今、朝鮮半島の平和の流れなど、国際社会から取り残されている現状を厳しく批判しました。そのうえで、森友・加計疑惑に見られる国家の私物化がまかり通り、権力者の私的支配が国全体を覆うような、さらには三権分立の原則が空文化するような「法の支配から人の支配へ」という重大な危機が深化していると警告を発しました。その歯止めとなるのは「選挙における国民の意思表示と権力者の更迭」以外にないと力を込めました。

 第二に「野党再編と政治状況」として、立憲民主党結党の背景や名護市長選や新潟県知事選の教訓にふれたあと、「野党協力をいかに構築するか」と話を進めた山口氏は、「究極の理想より、5年先の日本を立て直すという政策の共有」と「見える形で政権構想の議論を」進めるべきと訴えました。
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 第三に、「壊憲反対の戦いの進め方」について、今後の政治日程や世論調査に示される民意、あるいは沖縄知事選などの結果からみると、改憲発議もなかなか難しいのではないかと指摘。「亥年の参院選は、自民党は勝てない」と会場の笑いも誘いつつ、野党協力について、安倍政治を止めるという最大の課題から議論をスタートさせること、改憲阻止・正直で公平な政治の回復という目標を掲げるべきことを求めました。

 同時に、安倍政権生き残りの道は、衆参同時選挙だと指摘。それも視野に入れた対策・取り組みも強調しました。

 質問コーナーで、日本共産党について問われた山口氏は、「共産党には、頭が下がるだけだ」と、昨年の総選挙で、「市民と野党の共闘」を文字通り身を挺して守り抜いた奮闘を評価。参院選複数区では、ぜひ頑張ってほしいし、1人区でも、共産党推薦の候補をみんなで応援するところがいくつかの選挙区であって当然、と主張しました。

 続いて、「千葉県2区市民連合」から佐藤勉事務局長がこの間の野党各党との懇談などを中心に報告。11区の関克也さんからは、発足1周年記念で実施した農業問題での講演会の取り組みが報告されました。
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   写真   報告する千葉2区市民連合の佐藤勉事務局長
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   写真   報告する千葉11区市民連合の関克也さん
 最後に、千葉県市民連合事務局の柴田英二さんから、千葉県市民連合「申し合わせ」、および役員体制の若干の変更や会計の報告があり、拍手で確認されました。
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   写真   千葉県市民連合の柴田英二さん
 全国市民連合では、11月28日(水)に野党幹部が勢ぞろいするシンポジウムを開くとのことです。いわば、来年の選挙に向けたキックオフ集会だとのことです。何としても、いっせい地方選、参院選に勝利して、安倍政権与党とその補完勢力を少数に追い込まなければなりませんし、改憲を断念させなければなりません。

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