「海浜」「青葉」二つの市立病院の存続・充実を求めて「学習会」

19.08.10


 市立病院の存続・充実で地域医療と地域を守ろう、との趣旨で「病院問題学習会」(日本共産党千葉市議団主催)があり、参加してきました。会場は、50人を超える参加者で、熱気にあふれていました。
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 千葉市は昨年12月、「病院事業あり方検討委員会」(第1回)を開き、そこで美浜区にある市立海浜病院の市立青葉病院(中央区)への統合という問題が提起されました。ただちに、日本共産党の中村きみえ市議や佐々木ゆうき市議(当時)を先頭に、海浜病院の存続・充実を求める署名運動などが始まり、短期間に1万筆を超える署名を集め、提出してきました。

 こうした市民の運動と世論を受けて6月、検討委員会では、①現状維持、②統合、③海浜病院を建替えて新病院を建設、青葉病院については救急を廃止し、回復期・慢性期を担う病院として縮小、という案が提示されました。

 青葉病院への救急搬送は、2018年には4680件を数えており、市民の命と健康を守る重要な役割を果たしています。日本共産党や市長選をたたかってきた「あたらしい千葉・みんなの会」では、早速「市立青葉病院と市立海浜病院を市立のまま存続・充実を求める請願署名」に切り替えて、運動を展開中です。8月の検討委員会では、「答申」がまとめられるということで、ことは急を要します。

 今日の「学習会」では、「地域医療と公立病院を守る千葉県民連絡会」の長平弘さんが、「公立病院の存続・充実で地域医療を守ろう」と題して講演。続いて、中村きみえ市議が、この間の運動や経過について報告しました。あぐい初美市議が司会を務めました。
DSC02509 (2).JPG   写真  司会を務めるあぐい初美市議
 長平さんはまず、千葉市立2病院の沿革と地域医療に果たしてきた役割を簡単にスケッチしたうえで、統廃合議論が起こってきた背景について、国の医療・介護費用削減のための「地域医療構想」と、これをそのまま千葉県に持ち込んだ県の「保健医療計画」があることを指摘。人口10万人当たりの千葉県の病床数を全国平均にするには、約19000床の増床が必要だが、この計画では2025年までに、「高度急性期」「急性期」のベッドをさらに減らし、「回復期病床」を3倍にするとしており、「病院から在宅へ」の流れをいっそう加速するものと批判しました。さらに、総務省による「新公立病院改革ガイドライン」など、公立病院への財政的締め付けが行われている実態も示しました。
DSC02510 (2).JPG   写真   講演する長平弘さん
 さらに長平さんは、自治体病院は「住民の共有財産」だとして、「自治体病院は・・・地域に必要な医療を公平・公正に提供し、住民の命と健康を守り、地域の健全な発展に貢献することを使命とする」などと明記された「全国自治体病院協議会」の「倫理綱領」を紹介しました。

 最後に長平さんは、地域住民との草の根の共同運動が発展すれば要求実現の展望は開けると、この間、県立の子ども病院や佐原病院、循環器病センターなどの移転・廃止の方針を、住民の運動が撤回させた事例を紹介。今後の運動を大いに励ましました。

 続いて、日本共産党の中村きみえ市議が、先に紹介したような、この間の運動と経過を報告。その後、参加者の質問に答えました。
DSC02521 (2).JPG   写真   報告する中村きみえ市議
 最後に、佐々木ゆうき元市議が、「学習会」や「宣伝・署名行動」「検討委員会や市議会の傍聴」など、行動提起を行いました。
DSC02523 (2).JPG   写真   行動提起する佐々木ゆうき元市議

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