政府の公立・公的病院つぶしを許さない!

19.11.24


 市長選などに取り組む「あたらしい千葉・みんなの会」主催で「公立病院の役割と意義を学ぶ」学習会があり、参加してきました。千葉市立の海浜病院、青葉病院を市立のまま存続させてほしいとの運動が展開されているさなか、厚労省は突然、「再編・統合・縮小」が必要だとする公立・公的病院424病院を一方的に公表しました。そのなかには、市立青葉病院を含む千葉市にある4病院が含まれていました。文字通り、市民の命と健康に直結する大問題です。
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 講師は、京都からお招きした横山壽一佛教大学社会福祉学部教授。会場の千葉市生涯学習センター小ホールは、ほぼ満席でした。

 日本共産党の寺尾さとし前県議の司会で、まず主催者を代表して荒川さんがご挨拶。すぐに、横山教授の講演に入りました。
DSC03550 (2).JPG   写真   主催者挨拶をする荒川さん(左)と司会の寺尾さとし前県議
 横山教授はまず、地域医療の歴史は医療抑制の歴史だったと振り返り、今回の異例の病院名公表も、「経済財政諮問会議」の民間議員(財界代表)などによる病院削減の圧力とそれが思い通りに進んでいない国の焦りのあらわれだと指摘。「厚労省はやり過ぎ。余計なお世話だ」という和歌山県知事の言葉なども引いて、地域からあがる猛反発の声を紹介し、この「公表」を撤回させることができれば、国は、地域医療構想=病院削減目標そのものを見直さざるを得なくなると運動を励ましました。
DSC03554 (2).JPG   写真   講演する横山壽一教授
 そのうえで横山教授は、再編・統合が必要とされた424病院名の公表=国による再検証の要請は、地域や各病院の事情をいっさい勘案することなく、限られた分野の診療実績を取り出し、全国一律の基準により機械的に「再検証」が必要な病院と決めつけた乱暴極まりないやり方だと批判。しかも、「データに基づく」と言いながら、肝心のデータは公表されていないと、最初に結論ありきの不透明な手続きも厳しく批判しました。

 「公立病院の歴史は、住民にいかに平等に、いかに安い費用で医療を提供するか、このことに知恵を絞ってきた歴史である」と、公立病院の役割に話を移した横山教授は、住民の命と健康は、(支払い能力がなければ相手にされないという)市場のルールでは守れないからこそ、公的責任の下で提供される必要があると主張。
DSC03559 (2).JPG   写真   会場からの質疑・発言のようす
 全労連や中央社保協などの「公立・公的病院等 統合・再編阻止共同行動」の取り組みなども紹介し、「再検証要請」の基準の不当性を地域の実情に即して明らかにし、公表リストの撤回を求める取り組み等、公立病院を守り、発展させる取り組みなども提案しました。
DSC03556.JPG   写真   経過報告をする佐々木ゆうき前千葉市議
 その後、美浜区の佐々木ゆうき元市議が、この間の運動や議会の動きなどの経過について報告。会場からの質疑・応答があり、最後に、花見川区の中村きみえ市議が、今後の運動の方向性と行動提起を行いました。
DSC03563 (2).JPG   写真   今後の運動の方向性と行動提起をする中村きみえ市議
 税金で自分の後援会員を接待するような政府が、アメリカ言いなりに高額兵器を爆買いする政府が、国民の命と健康を守るという最も大事な仕事には、金を使いたくない、使わないというのは、断じて許せません。この問題に一貫して取り組んできた日本共産党千葉市議団、「あたらしい千葉・みんなの会」のみなさんに、心から敬意を表したいと思います。

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