いよいよ明後日、「飯島喜美の不屈の青春」出版記念講演会

19.11.02


 「飯島喜美の不屈の青春」(玉川寛治著・治安維持法国賠同盟千葉県本部発行)の出版記念講演会が、いよいよ明後日・4日に迫ってきました。

 当日は、著者の玉川寛治さんが「飯島喜美の不屈の青春」と題して、また、同じく国賠同盟千葉県本部理事の藤田廣登さんが「黎明期革命運動の地平を拓いた女性群像――伊藤千代子・飯島喜美・・・」と題して講演します。豪華二本立てです。
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 飯島喜美の初の本格的評伝、「飯島喜美の不屈の青春」は、6月の発売以来大好評で、おかげさまで増刷の運びとなりました。1911年、千葉県(現・旭市 )に生まれた喜美は、小学校卒業後、女中奉公などを経て、15歳の時に東京モスリンの亀戸工場で働くようになりました。長時間労働に加えて、外出もままならない寄宿舎生活のなかで、学習を深め、16歳のときには、500人からの女工さんたちの先頭に立って、大ストライキを組織しています。17歳で日本共産党に入党。20歳で、中央委員会の女性部に入って活躍しました。しかし、組織に潜り込んでいたスパイの手引きで逮捕。過酷な獄中生活のなかで肺結核を病み、まともな治療も受けられないまま獄死します。24歳でした。遺品として残されたコンパクトには、「闘争・死」と刻まれていました。

 藤田廣登さんは、伊藤千代子の研究家としても有名で、その著書「時代の証言者 伊藤千代子」は、このほど映画化が決定。いま、全国各地で資金確保の運動が始まっています。

 伊藤千代子は、歌人・土屋文明の教え子でした。伊藤が亡くなったことを聞いた土屋文明は「こころざしつつたふれし少女(をとめ)よ 新しい光の中におきておもはむ」という有名な歌を詠みました。

 玉川寛治さん、藤田廣登さん、お二人の講演にぜひ、ご期待をいただきたいと思います。なお、治安維持法国賠同盟千葉県本部が発行する2冊目の書籍「戦前の日本共産党と渡辺政之輔」が、この講演会にあわせて出版されます。渡辺政之輔も、千葉県出身(市川市)で、いまも地元の安国院というお寺で、毎年墓前祭が行われています。昨年の「渡政」没後90周年記念の土井洋彦さんの講演録に、筆者が手を加え、豊富な資料と解説が付されています。A5判・76ページ、600円です。こちらにもぜひ、ご期待いただきたいと思います。
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 ご多用のところとは思いますが、万障繰り合わせてぜひご参加ください。お待ちしています。

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