岡山の自然エネルギー、視察報告その2

12.04.27


 一昨日に続き、岡山県の自然エネルギーの取り組みを報告したいと思います。学ぶべき点は、何と言っても、2020年度を目標年度とし、数値目標を明確にした「おかやま新エネルギービジョン」という計画を策定し、その計画に基づいて着実に取り組みを前進させていることです。数値目標を明確にした中・長期計画を策定すべきというのは、私が、3月の千葉県議会予算委員会で強く求めたことでもあります。

 「おかやま新エネルギービジョン」では、たとえば、「住宅用太陽光発電設備の総設備容量」の目標を30万kWとしています。私たちが視察した「市民共同発電所」のような、県民参加の取り組みで設置された発電施設は、60ヶ所を。河川や農業用水等を活用し、市町村やNPO等が整備した小水力発電は、27ヶ所を。メガソーラーは、10施設を、それぞれ目標として掲げています。さらに、電気自動車(EV)の普及台数についても2000台と明確にしています。県庁の正面入り口には、EV用の充電設備も整備してありました。

 岡山市のNPO法人「おかやまエネルギーの未来を考える会」では、市の保育所の屋根を無償で提供してもらい、すでに3ヶ所で発電を行っていますが、この2月、今度は市立図書館に4つ目の発電所を開設しました。岡山市の市有施設への太陽光発電設備の設置は、今年度の設置予定を含めて51施設、発電容量は611.89kWになります。千葉県の県有施設への設置が、わずか6施設、発電容量158kWというのと比べると、改めて千葉県の遅れを痛感しないわけにはいきません。

 今年度の予算を見ても、住宅用太陽光発電設備の導入助成で、2億円が計上されています。千葉県は、今年度大幅に予算を増額したと胸を張っていますが、それでも3億円です。岡山市の人口は、約70万人。620万人の千葉県の11%程度ですから、その姿勢の違いは、明白です。岡山市は、その他に、市有施設への太陽光発電設備導入に今年度1億8500万円の予算を組んでいます。見習いたいものです。

 

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