台風26号の被害状況と問題点

13.10.16


 台風26号は、やはり県内にも被害をもたらしました。千葉県防災危機管理部の「第9報」(16日午後1時現在)によれば、人的被害は、行方不明1人(成田市)、重傷者1人(木更津市)、軽傷者1人(酒々井町)。住家被害は、全壊1棟(酒々井町)、一部損壊1棟(木更津市)、床上浸水45棟(千葉市、市原市等10市町)、床下浸水73棟(千葉市、市原市等13市町)。がけ崩れ13か所(八千代市等)。道路被害、国道8か所、県道44か所、市町村道8か所となっています。

 解せないのは、それより前、10時30分現在の「第8報」にあるように、「避難勧告」よりさらに緊急度の高い「避難指示」が、君津、市原、佐倉、白井、袖ヶ浦の5市で、14102世帯、3万4930人に対して発令されたにもかかわらず、実際の避難者は、4市の243人、対象の0.69%にとどまったことです。

 ここには、さまざまな問題が潜んでいるように思います。

 まず、「避難指示」の伝達方法はどうだったのか。避難場所の設定はどうか。避難方法について、とりわけ「要援護者」「病人」への配慮はどうなっているのか。そもそも、「避難勧告」と「避難指示」、あるいは「避難準備情報」などというものの違いも、よほど関心のある人でない限り、よくはわからないのではないかと思います。

 「避難指示」が出ても、「たいしたことはない」「どうしていいかわからないから、このまま家にいよう」などという考えが定着してしまうと、逆に、重大な事態を招きかねないことにもなります。

 東日本大震災で、津波による甚大な被害を受けた旭市では、今回、「避難指示」も「避難勧告」も出てはいませんでしたが、避難所が4か所用意され、そこに56人が避難しました。木更津市、君津市に次ぐ、避難者の数です。災害の教訓が生きて働いているのだと思います。

 いずれにしても、今回のこうした事態を受けて、「避難指示」「勧告」を受けた世帯に対して、アンケート調査なども実施して、取り組みを強める必要があります。明日の県議会、総務・防災常任委員会で質そうと思います。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント