南房総市の自然エネルギーの取り組みを視察

14.02.07


 今日は、遠路、加藤英雄県議、木幡充県議団事務局長とともに南房総市の自然エネルギー導入の取り組みの視察に伺いました。商工観光課商工振興グループ長の中村学さん、環境保全課の黒川智子さん、農林水産部地域資源再生課の押元大起さんが対応してくれました。
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 市役所では、お願いしてあった①自然エネルギーの取り組みについて、②バイオマスタウン構想の現状について、③南房総ソーラーパークの概要について、それぞれの担当課からご説明をいただきました。

 その後、職員の方にご案内いただき、まず南房総ソーラーパークを訪問。到着するとすでに、事業主体である地元の戸倉商店の社員の方が、待っていてくれました。

1.2ヘクタールの旧千歳小学校跡地に、戸倉商店が3392枚のパネルを設置し、太陽光発電所「南房総ソーラーパーク」を開設。年間発電量91万kwh/年(一般家庭250世帯分)を予定。社員の川名さんによれば、すでに予定を上回る実績をあげているとか。公有地を地元業者に提供し、地元の産業として発電事業を展開する。一つの地域振興のモデルとなりうるものだと思います。実際、戸倉商店では、この事業の展開により太陽光発電の設置発注などの仕事が増え、新たに専門の新会社「エネライズ」(社員約10人)を立ち上げています。地域経済と雇用に効果を挙げはじめているといえます。
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 事業者としては、年間3600万円ほどの売電収入を見込んでおり、市には、土地の賃貸料として総額5670万円(270万円/年×21年)と施設設備に対する固定資産税が総額1861万円入る計算になっています。

 続いて、木質バイオマスの取り組みの現場にご案内いただきました。

 シンビジウムのハウスに導入された薪ボイラーです。森林組合から提供される間伐材を原料に、使用農家・ボイラー製造業者・行政が一体で、使い勝手の良いボイラーを開発。従来の重油と比べて、燃料代を約半減させているとのことでした。ボイラー設置費、約40万円の半額が市から助成されているとのことでした。
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 さらに、朝夷行政センターへ。ここでは、薪ストーブが使用されていました。やはり森林組合から提供される間伐材をつかっています。本体50万円+煙突の整備に100数十万円ということでしたが、センターの暖房は、ほぼこれ一台でオーケーとのことでした。
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 最後に、森林組合が間伐材を集積し、薪を生産している現場を見せていただきました。市有地を無償で森林組合に提供。森林組合は、国の緊急雇用補助金を活用して4人の職員を確保し、薪の生産を拡大しています。
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 バイオマスの地域の実情に合った活用で、なんとか地域の経済や雇用を活性化させたい、化石燃料から地場のエネルギーへという若い職員の熱い思いを実感させられる視察になりました。ありがとうございました。

 

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