県議定数等、自民党「私利私略」で党内まとめられず

14.09.08


 「県議定数見直し見送り公算」「自民検討委員長が退任」(以上、「読売」)等、6日付各紙は、自民党がついに県議定数・選挙区の再編についての「見直し案」を一本化できず、したがって、来春の県議選を現行の定数・選挙区割りで行う公算が大きくなったと報じました。千葉県議会自民党は、もはや政党としての体をなしていないと言わなければなりません。党利党略どころか、私利私略の集団でしかないことが、改めて明らかになりました。
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 この間、県議会では、「千葉県議会議員定数等検討委員会」が設置され、自民党以外の各党からは、期限内にそれぞれの案が示され、検討が行われる予定でした。しかし、自民党が党としての「案」をまとめることができず、その結果「検討委員会」は、機能してきませんでした。そして、8月4日、第5回の検討委員会を自民党は、突如一方的に流会とし、その後の「検討委員会」の日程も示されないという異常事態が続いていました。日本共産党は当然、厳しい抗議の声明を発表しました。(8/4付ブログ「ひとりごと」参照)

 千葉県議会の定数及び選挙区については、この間、一票の較差が2倍以上に広がっていることや人口の少ない選挙区の方が議員定数が多いなどの逆転区が生まれていること等々から、およそ選挙のたびごとに「選挙の無効」を訴える訴訟が起こされてきました。

 日本共産党は、去る5月29日に、1.議員定数は、現行の95議席を基本とする。2.一票の較差は、極力なくし、「1対2」未満とする。3.議席に結びつかない票、いわゆる「死票」を最小限に抑えるため、「1人区」は、可能な限り解消する。4.千葉市(政令市)は、2選挙区(現行は、各区ごと6選挙区。公選法の改定で、合区が可能となりました)とする。という、基本に立った、議員定数・選挙区案を発表しています。日本共産党の案では、現行46の選挙区(うち20が1人区)を「合区」等で、29にまとめます。その結果、一票の最大格差は、1.73倍に抑えることができます。もちろん、逆転区も、市町村合併で生じた「飛び地」も解消されます。法の縛りの関係で、それでも1人区は、二つ残ることになりますが、各党案の中で、住民の声を反映する民主主義の原則を貫いた最も道理ある提案になっていると思います。

 いずれにせよ、党内で意見調整がつかないことを理由に、一票あたりの較差、最大2.51倍、2倍以上の選挙区を10以上も残したまま、逆転区もそのまま、という状態で来春の選挙を迎えるなどということは、とうてい許される話ではありません。「住民こそ主人公」という民主主義の大原則を理解せず「自分こそ主人公」とばかりに、自分の議席のために道理を曲げる、こんな集団に未来がないことを思い知らせていかなければなりません。

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