治安維持法国賠同盟が第39回全国大会

19.06.05


 昨日4日と今日、「治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟」の第39回全国大会があり、参加してきました。会場の全労連会館には、全国から140人を超す代議員や評議員が集まり、それぞれ地域独自のあるいは共通の課題や経験を交流し、うそと忖度、改憲の安倍政治に真っ向から対決する組織としてのいっそうの発展を誓いあいました。
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 大会はまず、吉田万三副会長の開会のあいさつで始まり、全員で物故者への黙とうを捧げました。
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   写真   開会のあいさつをする吉田万三副会長
 増本一彦会長のあいさつのあと、来賓として、日本共産党の井上さとし参議院議員をはじめ、兄弟組織ともいえる国民救援会の望月憲郎(のりお)会長、自由法曹団の泉澤章幹事長、全労連の長尾ゆり副議長、レッド・パージ反対全国連絡センターの鈴木章治事務局長らがごあいさつ。それぞれ9条改憲に異常な執念を燃やす安倍政権の危険な実態と「再び戦争と暗黒政治を許すな」をスローガンとして頑張る国賠同盟の果たすべき役割を強調し、強い連帯の意思を表明しました。
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   写真   来賓あいさつの日本共産党井上さとし参議院議員
 田中幹夫事務局長の活動報告と運動方針の提起に続いて、財政・監査の報告があり、討論に移りました。
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   写真   議案の報告をする田中幹夫事務局長
 一日目の討論では、同盟50周年に呼応して、50人以上の会員拡大をした経験(北海道からの代議員)や地方議会で治安維持法犠牲者に対する国家賠償法の実現を迫る意見書の採択を全会一致で実現した経験、犠牲者の地道な掘り起こしと名簿作りが注目され、マスコミで報じられた経験など、同盟活動の根幹にかかわる報告が相次ぎました。

 千葉県からは、中央常任委員でもある藤田廣登さんが登壇。藤田さんの著書「時代の証言者 伊藤千代子」映画化が進んでいることを報告。同時に、山本宣治暗殺の地に記念碑が建立されたことにふれ、歴史の記憶遺産の継承が必要だと、将来的にはそういうものの「資料館」のようなものがつくれればと提案しました。
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   写真   発言する藤田廣登さん(中央本部常任委員・千葉県本部理事)
 2日目の今日も討論が続きました。沖縄からの代議員は、この間の県民投票や衆議院補選の勝利のドラマを報告。辺野古の埋め立ては許さないとの決意を表明し、連帯を訴えました。県本部段階で唯一、国際部を設けている奈良県本部からは、弾圧への謝罪と賠償を拒否する政府の異常とこれとたたかう同盟の活動が、どこの国の人たちにもわかるようにとアピールを起案し、英・仏・独・スペイン等々の各国語への翻訳活動がすすんでいると報告しました。

 私も、初日の開会前に発言通告を出していたのですが、なかなか順番が回ってきません。ようやく、最後になって何名かの代議員とともに指名されました。

 私からは、千葉県本部のこの間の新しい支部づくりと会員拡大で、400名の自主目標を達成したこと、活動の活性化の要が県版や支部版の「不屈」にあること、先人たちの顕彰という点では、渡辺政之輔没後90周年の講演会を成功させ、その講演録をブックレットとして発行する準備が進んでいること、そして何より、この大会に間に合わせるために大急ぎで一昨日、「女工哀史を超えた紡績女工 飯島喜美の不屈の青春」(玉川寛治著・千葉県本部発行)が完成したこと、飯島喜美の初めての本格的評伝であり、将来にわたって基本となる著作だと、著書を掲げて宣伝しました。
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   写真   発言する小松実
 発言後、書籍コーナーに買いに来る人もかなりいて、2日間で40部ほどを普及することができました。

 大会は、議案と討論のまとめ、予算・決算などを全会一致で採決、承認し、「『9条に自衛隊を書き込む』憲法改悪に断固反対します」との特別決議を採択しました。

 最後に新役員を選出。私も中央本部副会長の一人に選出されました。また、忙しくなりそうです。
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   写真   今大会で退任する役員さんたち

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