台風15号・19号に続く大雨被害への支援急務

19.10.28


 25日の大雨は、千葉県内だけで死者9名、行方不明1名、重傷者1名(28日午前10時千葉県発表)をだす、たいへんな被害をもたらしました。

 がけ崩れなどによる住宅の全壊は6棟、半壊2棟、一部損壊1棟。床上浸水は526棟、床下浸水711棟とのことです。

 台風15号、19号に続く文字通り追い撃ちの被害は、千葉県としては、近年にないものになりました。

 住宅の全壊は、台風15号が269棟、19号が9棟、25日の大雨と合わせて284棟に達しました。しかし、半壊が15号で2550棟、19号で27棟あります。そこへこの大雨が襲いかかったのです。一部損壊は、15号で47474棟です。19号でも、840棟あります。そこにも、この大雨が降り注ぎました。

 被害は、さらに拡大していると見なければなりません。しかし、「被災者生活再建支援制度」が適用されるのは、全壊、あるいは解体、そして大規模半壊まで。しかも全壊で、基礎支援金が100万円、新居の建設・購入で200万円、最大でも合わせて300万円でしかありません。大規模半壊で補修した場合は、最大で150万円です。

 支援限度額の引き上げや支援対象の拡大、生業維持への支援等、「被災者生活再建支援制度」の改善は急務ですが、被害の実情に合わせて柔軟に適用させていくことも重要です。自治体独自の支援策の拡充も求められます。

 災害の規模と頻度が、従来とは違ってきている状況をみるとき、日常的な災害対策の組織が必要になっているのかもしれません。「全国災対連」(災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会)の活動が注目されます。
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