大盛況でした!「飯島喜美の不屈の青春」出版記念講演会

19.11.04

 今日はいよいよ、「飯島喜美の不屈の青春」(玉川寛治著・治安維持法国賠同盟千葉県本部発行)の出版記念講演会。いったいどれほどの人たちが来てくれるだろうか。不安と期待で、いつになく緊張しました。

 しかし、開場と同時に参加者が切れ目なく続き、途中で別室から椅子を補充。最終的には予想を上回る94人の方々に参集いただきました。ありがたいことです。
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 会は、県本部副会長の七里一司さんの司会で、定刻に開会。まず、主催者を代表して私が挨拶をさせていただきました。講師の紹介を兼ね、同盟運動の意義と千葉県本部の活動にも若干ふれました。
DSC03362 (2).JPG   写真   司会の七里一司副会長
DSC03369 (2).JPG   写真   主催者挨拶をする小松実
 続いて、「飯島喜美の不屈の青春」の著者、玉川寛治さんの講演です。喜美の生い立ちから始まり、東京モスリン亀戸工場に就職してからのたたかいや1929年の4.16大弾圧の直後に入党してからの活動などについて、紹介していきました。やがて、1933年5月、スパイの手引きで喜美は検挙されますが、最後まで日本共産党員としての節操を守り抜き、1935年12月18日、24歳の誕生日の翌日、栃木刑務支所の独房で誰に看取られることもなく獄死するまでを語りました。
DSC03376 (2).JPG   写真   講演する玉川寛治さん
 たいへん短い時間で、まだまだ語りたいことがたくさんあったようですが、申し訳ないことでした。

 続いて、藤田廣登さんの講演。「黎明期革命運動の地平を拓いた女性群像――伊藤千代子・飯島喜美・・・」との演題です。冒頭、「飯島喜美の不屈の青春」への反響にふれ、日本共産党の70年史で、伊藤千代子や飯島喜美ら、女性たちの活動に新しい光が当てられたと指摘。伊藤千代子の活動を原きくえ、平林せんなど、一群の女性活動家とともに紹介しました。藤田さんの著書「時代の証言者 伊藤千代子」の映画化についても紹介がありました。
DSC03377 (2).JPG   写真   講演する藤田廣登さん
 講演後、会場からの発言。千葉市花園の加藤好子さん(「渡辺政之輔とその時代」の著者、加藤文三さんの夫人)、日本共産党千葉県副委員長の浅野ふみ子さんが、読後感や本書の意義などについて語りました。
DSC03385 (2).JPG   写真   発言する加藤好子さん
DSC03389 (2).JPG   写真   発言する日本共産党の浅野ふみ子さん
 極めて限られた時間の中で、講師の方々や参加者には窮屈な思いをさせてしまったかも知れません。にもかかわらず、20冊持参した「戦前の日本共産党と渡辺政之輔」(土井洋彦著、治安維持法国賠同盟千葉県本部発行)は完売、「飯島喜美の不屈の青春」も8冊お買い上げいただきました。参加者のみなさん、本当にありがとうございました。