「改定綱領が開いた『新たな視野』」志位和夫委員長が講義

 1月の第28回党大会で、日本共産党は「綱領」の「一部改定」を決定しました。今日は、志位和夫委員長が「改定綱領が開いた『新たな視野』」と題して、午前10時半から、昼食・休憩を挟んで午後5時前まで、講義を行いました。
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 「今回の綱領一部改定は、綱領第三章・世界情勢論を中心に行い、それとの関係で第五章・未来社会論の一部を改定するもの」。(党大会での志位和夫委員長による「綱領一部改定案についての中央委員会報告」)で、中心は、「中国に対する認識を現状にあわせて見直し、『社会主義をめざす新しい探求が開始』された国とみなす根拠はなくなったとして、綱領から該当の部分を削除する」というものでした。

 志位和夫委員長の長時間にわたる講義をかいつまんで紹介するなどということは、とてもできることではありませんが、今日の講義で志位和夫委員長は、中国に対する綱領上の見直しは、綱領全体の組み立ての見直しにつながらざるを得ず、しかしそれが、綱領全体に新しい視野を開くことになったとして、三つの点を強調し、それぞれについて、マルクスやエンゲルスの文献なども紹介しながら話をすすめました。

 ひとつは、中国に対する規定の削除によって、資本主義と社会主義という「二つの体制の共存」という世界論が過去のものになり、「20世紀に進行し、21世紀に生きた力を発揮している「世界の構造変化」の最大のものが、植民地体制の崩壊と100を超える主権国家の誕生にあることを綱領上も明確にし」(党大会での志位和夫委員長の結語)た点です。
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 講義では、新綱領で新たに設けられた第三章9節で、これらの新しい主権国家が、「核兵器禁止条約」の成立やASEANなどの「平和の地域協力の流れ」、「国際的な人権保障」の発展などに大きく貢献していることを指摘しました。とりわけ人権保障にかかわって「ジェンダー平等」について、エンゲルスの「家族・私有財産および国家の起源」なども引用しつつ、力説していたのが印象的でした。

 二つには、中国を社会主義をめざす国とはみないという立場に立つことによって、「中国に比べれば、欧米諸国のほうがまし」などというような「比較論」から解放されて、資本主義の矛盾そのものを正面からとらえ、同時に、本来の社会主義への展望や魅力も正面から示すことができるようになった点です。

三つめは、「発達した資本主義国での社会変革は社会主義・共産主義への大道」という命題を堂々と押し出せるようになったという点です。講義では、「どこから始まるにせよ当時の世界資本主義で支配的地位を占めていたイギリスでの革命が決定的意義を持つ」としたマルクス・エンゲルスの立場も紹介しながら、発達した資本主義国での革命の意義を強調。「日本共産党が果たすべき役割は、世界的にもきわめて大きい。」との綱領の言葉も紹介しました。

4月にも、地区党学校で「綱領」の講座が待っています。これまでのレジュメや資料も大幅に変えなければならないでしょう。今日の講義が、早く文字になることを祈っています。志位さん、長時間立っての講義、お疲れさまでした。ありがとうございました。

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